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■世界一周旅の準備
旅の準備は大変でもどこか楽しいもの。
私たちが行った準備をとりあえずメモっておきます。
人によって必要な準備は異なりますので、とりあえずの参考にしてください。
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◎旅の前後の事務手続き
住民税や国民健康保険の手続きは、その制度自体をよく知らないので、これも勉強になりました。
何もしなくても支障はないけれど、自分の状況にあわせて各種手続きをしたほうがお得なことも多いようです。
他には旅に出てから必要になるものの準備もあります。
クレジットカードや国際キャッシュカード、海外運転免許証等。
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役所手続きなど
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手続き | 申請時期説明 |
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住民票 | 出発前 | 最初の渡航先を転出先にして、転出届を提出。 |
帰国後 | パスポートの帰国日を確認して、転入届を提出。 ※重要:国内旅行や実家での滞在を理由に帰国日とは別の日を転入日にできる。 →国保や年金の保険料の発生を抑えられる。 |
国民健康保険 | 出発前 |
住民票を抜くことで自動的に脱退。 加入したまま海外に渡航することも可能。メリットは歯科治療にも適用される点。 ただし手続きが煩雑らしい。 |
帰国後 | 住民票の転入日から加入することになる。 月末日に保険料が発生するので、月初に手続きをしたほうがよい。 長期旅行で収入が無い場合、減免制度を受けることも出来ます。 |
国民年金 | 出発前 |
住民票を抜くことでカラ期間になる。 受給資格期間には算定され、任意で加入することも出来るようです。 また、長期旅行で収入が無い場合、減免制度を受けることも出来ます。 |
帰国後 | 住民票の転入日から加入することになる。 月末日に保険料が発生するので、月初に手続きをしたほうがよい。 |
雇用保険 | 出発前 |
自己都合退職の場合、3ヶ月間は給付されません。 私たちは給付はあきらめました。 |
帰国後 | 1年以内の旅であれば、給付の可能性はあります。 |
運転免許 | 出発前 |
国際運転免許の有効期限は発行から1年間。 出発ギリギリに免許センターで手続きをしましょう。 即日発行です。 また、旅の間に免許が失効にならないよう事前更新もできるようです。 |
住民税 | 出発前 |
会社を辞めた時点でまとめて払うか自分で手続きをして、適宜払う必要があります。 1月1日に住民票が海外になっていた場合、その年は住民税を納める必要がありません。 年の後半に辞めて出発した方がお得ですね。 |
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その他の手続き
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手続き | 申請時期説明 |
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世界一周航空券 | 出発前 | これが無くては出発できません。 燃油が安くなった出発直前の4月にJALに電話で申し込みました。 航空会社から直接買えば手数料は不要ですよ! |
マイレージ | 出発前 | 世界一周すればかなりマイルが貯まります。 2人ともJALのマイレージを作りました。 |
帰国後 | 搭乗時のトラブルなどでマイルが加算されないことがあります。 国際線の事後登録には搭乗券の半券と航空券の控えが必要です。 私たちは控えを捨ててしまい、一部マイルが貯まりませんでした。
→航空券控え→
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ビザ | 出発前 | インドだけは事前にビザが必要でした。 東京での手続きなので代理業者にお願いしました。 2週間以上かかるので、事前に必要です。 |
クレジットカード | 出発前 | クレジットカードは数種類あったほうが安心です。 仕事をやめる前に作っておきましょう。 キャッシング枠は合計で50万円以上あると良いでしょう |
国際キャッシュ カード | 出発前 | オットが持っていたUFJのキャッシュカードが国際対応済みでした。 |
ドル現金準備 | 出発前 | 現金は500ドルのみ用意しました。 これは予備として使い、メインはキャッシングで都度引き出します。 |
海外旅行保険 | 出発前 | 半年以上の海外旅行保険はなかなか加入が難しいです。 詳しくは下記参照下さい。 |
車 | 出発前 | 友人に譲りました。 自動車税は4月1日の持ち主に課税されるため、納付書の送付先を実家にして 代わりに収めてもらいました。 |
自動車保険 | 出発前 | 保険を一時休止にすることで、帰国後も同じ等級から再開できます。 |
住まい | 出発前 | 友人が旅の間、住んでくれることになりました。 公共料金は全て契約者を切り替えました。 |
携帯電話 | 出発前 | 直前に解約しました。 解約手数料がかなり高額なのが痛かったですね。 |
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※旅の間のお金の管理
海外で旅行資金を持ち運ぶのはざっと以下の方法があります。
・USドル等の現金
○国際的に一番使える現金
×両替の手間(レート、手数料、ごまかし対策)がかかる
×スリや強盗に一番狙われるのは現金
・トラベラーズチェック(T/C)
○盗まれても再発行可能
×使用や換金場所が限られる
×手数料やレートが悪い
・クレジットカード
○ATMはほぼ世界中にあり、24時間どこでも現地通貨が手に入る
○レートがよい
×使える種類が限られる場合がある
×限度額を把握しておく必要がある
・国際キャッシュカード
○ATMはどこにでもあり、現地通貨がどこでも手に入る
×レートの悪さと手数料で高くつく
×使える種類が限られる場合がある
長期旅行の場合、旅のお金を全て現金と言うのは非現実的です。
治安の悪いところに行くならなお更現金を持ち歩くのは危険。
私たちは現金は予備として考え、クレジットカードのキャッシングをメインにしました。
キャッシングは利息が付きますが、レートが良いので一番お得でした。
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◎旅の安全を願って
9ヶ月にも及ぶ旅の間には色々な危険が付きまといます。
旅先での病気やけが、犯罪に巻き込まれたり、財布を落としたり。
しかし、それに対するある程度の備えは日本でも可能です。
それが海外旅行保険と予防接種。
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予防接種メモ
予防接種はお金はかかりますが、苦しむことなく病気を防ぐことが出来ます。
ただし一部は副作用もありますので、医師との相談の上接種してください。
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病名 | 渡航先 | 料金(1人分) | 説明 |
A型肝炎 | ほぼ全世界で必要 | 7500円 ×2回 | 途上国では一般的な病気だが、日本人は免疫がないらしい。 食べ物や水などから感染する。 2〜4週間隔で2回の接種が必要。 |
日本脳炎 | 東・東南・南西アジアで必須 インドや中国、インドシナ諸国に多い | 4000円 | 蚊を通して感染する。発症率は高くないが、後遺症が残る。 幼少時の予防接種の効果はすでに切れているが、 追加接種すればさらに10年間有効。 |
破傷風 | ほぼ全世界で必要 | 4000円 | 傷口を通って感染する。致死率が高い。 幼少時の予防接種(3種混合等)の効果は20台後半まで。 追加接種で10年有効。DPT三種混合として接種した。 |
黄熱病 | アフリカ、南米 | 8530円 | 旅行者では致死率50%とも言われる熱病。 予防接種が有効で、1回の接種で10年間効果は続く。 南米やアフリカの一部の国では、入国時に予防接種の証明書(イエローカード)の提示が必要。 各地の検疫所でのみ接種可能。 |
ポリオ | アフリカ、中近東、南西アジアでは推奨 | 3500円 | 1975〜77年生まれは追加接種が必要。 妻のみ接種した。(注射ではなく飲み薬です) |
狂犬病 | ほぼ全世界で推奨 | 7000円 ×2回 | 犬をはじめ、様々な動物から感染。 発症すれば致死率100%近い。 ワクチンが手に入る地域では事前接種のメリット少ない。※ 今回の旅では不要と判断。 動物にはできるだけ近づかないことにする。 |
B型肝炎 | 途上国では推奨 | 5000円 ×2回 | 血液や体液経由での感染。 不要と判断。 |
| 合計 | 夫31,530円 妻35,030円 | |
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※狂犬病について
犬に噛まれた場合、狂犬病が発症しないようワクチンの接種を1ヶ月以内に5回程が必要。
予防接種を受けていた場合は1週間程度の猶予期間が出来き、ワクチン接種も少なく済みます。
逆に言えば、予防接種をしていても、動物にかまれた場合は病院にいく必要がある。
その間は旅を続けるのは困難。
今回は、予防が可能であることとメリットが少ないことから予防接種はしませんでした。
※予防接種について
保険がきかないためお金はかかりましたが、予防接種を知る機会になりました。
子どもの頃の予防接種が20台後半には効果が無くなっている事は知らなかったし、
免疫検査(3900円)を実施すると、夫ははしか、妻はおたふくの免疫が無いことが判明。
はしか(6000円)とおたふく(5500円)の予防接種も併せて行いました。
これで、かなり強い免疫を手に入れることが出来たわけです。
それにしても、1日に注射4本なんて経験はなかなかできませんね。
※参考リンク
黄熱病の予防接種はこちらで→検疫所のHP
その他は名鉄病院で受けました→名鉄病院予防接種センター
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↓イエローカード↓ 黄熱病の予防接種証明書
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海外旅行保険メモ
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保障内容 | 保障金額 |
傷害死亡・後遺障害 (ケガによる死亡補償) | 100万円 |
疾病死亡 (病気による死亡補償) | 100万円 |
疾病治療費用 (病気の治療費) | 1000万円 |
傷害治療費用 (ケガの治療費) | 1000万円 |
賠償責任 (第三者への賠償責任) | 1億円 |
携行品損害 | 20万円 |
救援者費用 | 1000万円 |
緊急一時帰国費用 | なし |
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※コメント
左記保険内容で1人80000円程度でした。 保険期間は10ヶ月です。
こういった個人の事務所だと、保険内容に融通が利くのかもしれません。
幸い保険を使うことなく、旅を終えました。
それでも、盗難などはよく聞きますので、保険の加入はおすすめです。
保険の依頼先→ 金子秀人さんの保険事務所 |
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